法律コラム

「簿外債務」とは「偶発債務」とは?【M&A用語解説⑧】

「簿外債務」とは「偶発債務」とは?【M&A用語解説⑧】

2024.01.29

パートナー弁護士の藤間です。企業顧問や事業継承を専門としております。
M&Aにまつわる簡単な用語解説をシリーズでお届けします。
 
「簿外債務」とは「既に発生しているが貸借対照表に 計上されていない」債務のことです。
  
未計上の買掛金などのほか、中小企業では、賞与引当金や退職給付引当金がこれにあたることが多いです。
 
「偶発債務」とは、損害賠償債務、未払残業代など、「今は発生していないが、潜在的にはその原因が存在していて、今後発生する可能性がある債務」のことをいいます。
 
いずれもデュー・ディリジェンス調査の対象となります。

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