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【離婚への道】第5回 「家を出たい」と思っている方へ

【離婚への道】第5回 「家を出たい」と思っている方へ

2018.08.14

特に女性からのご相談ですが、
主人から離婚を突き付けられました。家は用意してもらえるんでしょうか。
主人と別れたいです。今の家に住み続けたい。
こんなお話を、よくいただくことがあります。

ところが、別居したり、離婚したら、今までの生活と同じ生活は送れなくなることが多いです。
離婚することによって得られる精神的な安定と、離婚することで失うこれまでの経済水準。
常にこの二つを天秤にかけて、離婚のことを考えてください。

できるだけ変わらぬ生活を保つために

今回は、特に、ご主人の収入に依拠して生活されてきた女性に向けてのご説明になります。

離婚、別居に至る場合において、できる限り生活水準を落としたくないのであれば、
⑴収入を上げる ⑵住居費を下げる このいずれか、あるいは双方をとることが必要になることが多いです。
⑵は、ずばり実家に帰るなどすることですが、もちろん、すべての方が実家に帰ることができるとは限りません。
そのときには、やはり、相手からいくらもらえるかはさておき、まずは自分の今後の収入の確保が必要になります。
別居をするにしても、新しい住まいを借りる敷金・礼金などを支払うお金や、生活費が必要だからです。

別居する前にやっておくべきこと

ひとたび家を出てしまうと、ふたたび家に戻ることは難しいことが多いです。
同居中に、できる限り、夫婦の「共有財産」がどの範囲で、いくらあるかを把握しておくことが必要です。

配偶者の預貯金が、どの銀行・どの支店にあるか。ほかに株式、不動産などはないか。
配偶者の収入はどの程度か。把握していない場合、源泉徴収票や給与明細などが手に入るようであれば、見ておく必要があります。
自宅がある場合には、売却額がいくらになるか無料査定してもらったり、ローンの残額も把握しておきましょう。

離婚後の住まいを確保する

実家に戻るのが多くの場合コストがかからずに合理的です。
とはいえ、折り合いの問題もありますし、実家自体に受け入れ余地がない場合もありますから、かならずしも皆さんが実家に戻れるとは限りません。
公営住宅などを検討される方も多いですが、高倍率でなかなか入居できないのが実情です。
賃貸住宅を探す際には、入居時一時金で相応の金額が必要になるので、前もって準備しておきましょう。

別居するとはどういうことか

住居、収入を確保する見通しが立ったら、別居に向けて準備していきます。
離婚の話がまとまってからどちらかが別居、が望ましいですが、
お話し合いが難しく、やむを得ず生活を別々にするところから始めざるを得ない方も多くいます。
離婚したいが離婚事由が必ずしも十分でない方は、別居が婚姻関係破綻の一事情として勘案されることになりますし、
離婚を思いとどまりたい方にとっては、逆に別居には慎重である必要があります。

引っ越しのトラックを呼ぶわけにもいかない場合が多いので、
少しずつ荷物をまとめて出し、最後の荷物を持って配偶者の不在中に移動される方が多いです。
行き先を知られたくない場合は、住民票の異動は慎重にされてください。住居、収入を確保する見通しが立ったら、別居に向けて準備していきます。
離婚の話がまとまってからどちらかが別居が望ましいですが、
お話し合いが難しく、やむを得ず生活を別々にするところから始めざるを得ない方も多くいます。
離婚したいが離婚事由が必ずしも十分でない方は別居が婚姻関係破綻の一事情として勘案されることになりますし
離婚を思いとどまりたい方にとっては、逆に別居には慎重である必要があります。

のちのち「悪意の遺棄」だと言われないように、出ていく理由を端的に置手紙にして、その後も相手が困らないようにする配慮は最低限必要です。

一つとして同じ離婚・別居はないから

一つとして同じ離婚・同じ別居はありません。
お子さん連れの別居の場合は、別途配慮することもありますが、それはまた別の機会にお話ししたいと思います。
インターネットの情報に流されず、ぜひ一度ご自身の個別の事情をご相談ください。

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