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弁護士水谷【離婚への道】
第22回「面接交渉の時の注意ポイント」」


前回からは子連れ離婚を上手に乗り切るためのポイントをシリーズでお伝えしています。子どもの面会交渉について、おさらいしておきましょう。

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面接交渉とは
離婚後、親権者(あるいは、看護者)にならなかった方の親が、別れて暮らしている子どもと会う権利のこと。

面会交渉の時の注意点
子どもと同居していない親にとっては、唯一面会できる機会なので要求に力が入りがちですが、離婚で争っていた相手ですから、同居している親は感情的な嫌悪感すら持ってしまうことも。面接に対して主張が強くなればなるほど、一層身構えてしまい、結果的に様々な理由をつけて面接交渉を拒否する、と言う状況に陥りがちです。こういった状況になると、一番困るのが子どもです。葛藤が生じやすく、別居している親う会ったら争いが激しくなるのでは…と感じてしまいます。

子どもにとっては良い機会と思って
面接交渉は子どもにとっては、いつもと違う経験や利益、考え方を得ることができ、さらに精神的充足感も得ることができるのでメリットが大きいのです。子どもの心身の健全な成長のために、欠かせないものと思って同意しましょう。

正当に拒否できる場合も
ただし、子どもに暴力をふるう、覚せい剤の常習状態、過度な飲酒など…子どもの成長に悪影響を及ぼす場合には、面接交渉が制限されることとなります。

面接交渉を決める時のポイント
いつ、どこで、どのように、どのぐらいの時間会うことができるか、付き添いがあるか、お泊まりがあるか、子どもの引き渡しはどうするか…など具体的に決めます。
久々に別居している親に会うことは、子どもにとって戸惑うこともあります。最初はあまり長い時間要求せず、同居の親とも次第に信頼関係を作っていけると、以後の面接交渉がスムーズに。例えば、月に1度、レストランや喫茶店、児童館や公園などで2~3時間から始めると良いでしょう。

面接交渉当日の注意点
最初は過度な期待をしないこと。子どもと打ち解けられるように子どもの好きなもの、興味のあるものを持っていくと良いでしょう。また、夏の暑い日や寒い日には戸外で会うことを避けるなど、子どもの体調管理への注意も払いましょう。また、予定していた時間より早めに切り上げるのもポイント。面接交渉の時の注意ポイント予定時間が過ぎてしまったりすると、相手の心象も悪くなります。同居している親への不安も取り除かれることでしょう。一回の面会時間を長くして次の面接日の期間を長くするよりは、短い時間でなるべく間をあけないで設定すると良いでしょう。また、子どもに対して、相手方の生活をあれこれ聞かないこと、批判や悪口なども慎むようにしましょう。

子どもに合わせてくれない時は?
なかなか面接交渉が実現しない場合は、手紙や写真の交換などを重ね、誕生日やクリスマスのプレゼントを贈るなどの方法を試みて見ましょう。調停で条件を決めたにも関わらず、正当な理由なく拒否される場合は、履行勧告、履行命令の申立てができます。調停を経ていない場合は「子の監護に関する調停」を申立てましょう。

面接交渉と養育費について
「養育費を払わないなら、面接交渉は拒否したい」という相談がありますが、両者は別のものですのでそこは通らないのですが、実際には養育費を払わないで面接交渉だけをしてくるケースはありません。

こちらの記事「別れた夫に子どもを会わせる?会わせない?」では水谷の個人的見解も記しています。合わせてご確認ください、

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